こんにちは!ナナです。
『INI』が誕生するきっかけになったサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(通称日プ2)で、もっともバズった伝説のカバーステージ『花束のかわりにメロディーを』を知っていますか?
現在ではパフォーマンス動画が1,000万回以上再生されており、ファンだけではなく他界隈まで話題となりました。
今は残念ながらオーディションの様子をフルで見ることができないのですが、YOUTUBEのハイライトと、当時リアルタイムでバズを見守ったMINIのわたくしナナのレポも添えて今日はご紹介したいと思います!!
ポジションバトル「清水翔太 – 花束のかわりにメロディーを」の映像
なにはともあれまずはパフォーマンス映像を見てください。
一人一人の個性が生かされた白の衣装に、4人の声が奏でる美しいハーモニー、ここは天国なのでしょうか?
素晴らしいパフォーマンスに言葉は不要だとは思うのですが、もっとこの4人を好きになってもらうために深堀していきます!
ポジションバトル「清水翔太 – 花束のかわりにメロディーを」
この曲のカバーステージが行われたのは番組の第6話のポジションバトル。
ポジションバトルは、『VOCAL』『RAP』『DANCE』、また『HIDDEN』というジャンルも曲名も事前に知らされない合計4つの中から、練習生が得意なジャンルの課題曲を選んでバトルを行います。
ポジションバトルは、同じ曲を歌ったメンバーの中で誰が一番良かったか国プ(この場合はその日ステージを見に来たファンを指します)が投票をし、グループ内で1位をとった人にベネフィットで1万票が加算されるというバトルシステムです。
国プとは国民プロデューサーの略で、オーディション番組PRODUCEシリーズのファン・視聴者のことを指します!PRODUCEシリーズは、視聴者投票でデビューメンバーが決まるのでファンの一人ひとりがデビューグループのプロデューサーというわけなんです。
さらに各ポジションで1位をとった人には10万票もの票が加算されます。
ボーカルの課題曲は「清水翔太 – 花束のかわりにメロディーを」、「Official髭男dism – Pretender」、「PRODUCE 101 JAPAN – さよなら青春」の3曲。
人気順1位から順番に希望の曲が選べる大変酷なシステムなのですが、『花束のかわりにメロディーを』は人気曲だったため、比較的国プから人気のあるメンバーが集まり、ボーカル曲の中で一番最初に定員となりました。
メンバーは
- 太田駿静(リーダー)
- 藤牧京介(センター)
- 仲村冬馬
- 飯沼アントニー
の4名。チーム名は、「X4(エックスフォー)」です。
さあこの4人なのですが、もうとにかく全員が人格者&才能の塊集団なんですよ、、、泣
日プってポテンシャルを重視されがちなオーディションで、芸能をずっと目指して挫折してきた子もいれば、今まで歌もダンスも未経験の一般学生までいるので個々のスキルや経験にめちゃくちゃ差があるんですね。
ぶっちゃけ、プロ意識低くない?本当にアイドルになりたいの?って思うような子やパフォーマンス面での未熟さが目立つようなシーンもちらほらあったりします。
そこも面白さの一つではあるのですが、X4の4人は実力も人気もさることながら、とにかく謙虚で努力家なんですね…。
毎回バトルでは、チームの役割やパートを自分たちで決めて練習を進めていかなければならないのですが、沢山国プにアピールできるメインボーカルは皆がやりたいわけですよ。
皆がメインをやりたい、でも1人しかできない、それを自分たちで決めなければなりません。
X4は何時間も話し合いをして、藤牧京介くんがいいだろうと話し合いで決まりました。
その場では残りの3人は京ちゃんをおめでとうと祝福するのですが、裏のインタビューでは全員が悔しいと涙したんです…。切ない。
本当は自分が誰よりも1番だって言いたいよね、なにがなんでもメインやりたいよね、だってそれで自分の未来が大きく変わる可能性があるんだもん…泣。
でも最高のステージにするためにメインは京ちゃんがいいだろうと客観的に判断して譲るわけですよ…。その結果が伝説のステージに繋がるわけです。
さらに、練習を始めたての頃、トレーナーの青山テルマさんに「今すごい心が動いたかって言ったら、なんか単純に『歌が上手い子たちの曲聴きに来ちゃった』って感じ」と言われていました。
↓厳しいレッスンの様子はこちらから!
動画を見ていただければわかりますが、全員歌がうまいからといって最初から順調だったわけではないんです。
彼らの努力と奇跡が重なり合って伝説となったこの曲。
それでは各メンバーを推しカメラ映像と共に、もう少し詳しくご紹介しますね。
ポジションバトル「清水翔太 – 花束のかわりにメロディーを」メンバー紹介
太田駿静(リーダー)
リーダーに選ばれた駿静は、可愛いお顔とは裏腹に太めでしっかりとした声の持ち主。
X4の中で唯一レベル分けテストでの評価がBグループで、元々歌が強みのイメージはなかったメンバーではありますが、このステージで歌をしっかりとアピールしていました。
現在は吉本興業の男性アイドルグループ・OCTPATHのメンバーです。
藤牧京介(センター)
INIのメインボーカル京ちゃん。
天使のような甘く美しい歌声の持ち主。
素人時代、歌をTik Tokに投稿してフォロワーが19万人もいたそうです。
ずっとアーティストを目指してオーディションを受けていたそうですが、夢叶わず一度は社会人に。
なぜこんな逸材がここまで見つかってこなかったのか本当に不思議。
飯沼アントニー
当時17歳の最年少、フィリピンと日本のハーフ。
信じられない等身の持ち主で、絶対に隣に並びたくないほど顔が小さくて手足が長いです。
若いのでまだ幼さはありますが、凄くしっかりしていて可愛いアントニー。
歌の特徴はグルーブ感が強くて、一度聴いたら耳から離れない唯一無二の歌声の持ち主です。
仲村冬馬
穏やかでしっかり者のインドネシアのプリンスこと冬馬くん。
性格通り優しく安定した歌声の持ち主です。
特技は楽器演奏(ギター・ドラム・ピアノ)と音楽的なセンスにたけていて、(日本語・インドネシア語・英語・韓国語・フランス語)の5ヵ国語を話せます。
現在は駿静と共に吉本興業の男性アイドルグループ・OCTPATHのメンバーです。
ポジションバトル「清水翔太 – 花束のかわりにメロディーを」の結果
さてさて注目の結果なのですが以下の通り。
パート | 名前 | 順位 | 投票数 | |
メインボーカル | センター | 藤牧京介 | 1位 | 134 |
サブボーカル | 仲村冬馬 | 2位 | 107 | |
サブボーカル | 飯沼アントニー | 3位 | 93 | |
サブボーカル | リーダー | 太田駿静 | 4位 | 92 |
メインボーカルの京ちゃんが1位となりました。
ですが、票数を見ていただければわかるのですが、非常に僅差!少し京ちゃんだけ飛び抜けている感じもありますが、票が割れたためここまで話題になったステージパフォーマンスにもかかわらず、京ちゃんはボーカル部門で1位をとれていないんです。
それくらい本当に全員が良かった!!何度でも言います。間違いなく伝説のステージでした!
番組放送後のネットの反応
第6話の放送直後、とにかくネットの反応が凄い!!
プデュのオタクは推しを拡散するためになにかとSNSは頑張るのですが、複数のワードがトレンド入り。
作曲者である「清水翔太」さん、そして曲名の「花束のかわりにメロディーを」、さらにオーディションのシステム上ハッキリと個人順位がついてしまうのですが、全員のパフォーマンスが素晴らしかったため「全員1位」のワードがトレンド入りしました。
そして清水翔太さんもこんなツイートを!!!
本人が反応してくれたことにより、清水翔太さんのファンから一般層までこの動画が拡散され、翌日のYouTube急上昇ランキングで1位を獲得しました!!
すごすぎる…!!
その他『X4』の映像
まだ他にも4人の動画があるので紹介しますね。
「清水翔太 – 花束のかわりにメロディーを」Performance No Cut Ver.
冒頭で紹介したのはハイライト動画なので、完全ノーカットが見たい方はこちらから!
ひたすら歌が聴きたい方はこちらの動画のほうがいいかもしれないですね。
X4「箱の中身は何だろな?ゲーム」
こちらは定番の箱の中身を当てるゲーム!
この頃京ちゃんはキュルキュルおめめの姫ポジだと思っていたんですが、この動画ではちょっと悪ガキ感がでていてめっちゃ可愛いくて湧いた思い出があります。
まとめ
さてさてみなさん、X4の魅力が伝わったでしょうか?
これはめっちゃ怖いお話なのですが、日プ無印(日プのシーズン1のこと)はすでにオーディションオリジナル曲以外のカバー曲パフォーマンスが権利の問題なのかすでに非公開になっているんです…。ということはこちらの動画もいずれ非公開になる可能性があります。
今のうちにめいいっぱい聴いておいてくださいね!!!
そしてもう一つ、ここまで読めば誰もがお察しだと思いますが、こんなに凄いステージを作り上げた4人なのにINIとしてデビュー出来たのは京ちゃんだけなんですよね…。
オーディション番組って本当に本人たちも辛いしオタクも辛い。
なのに始まったらまた見てしまって推しが増える永遠ループ。
皆さんもオーディション番組中毒にはくれぐれもお気を付けください。(どんなオチ?)